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クイック・ジャパン74

沖縄に行ったり仕事をしたりと忙しい間に、Quick Japan Vol.74が発売されたのだ。この本は何とPerfumeについての特集号で、僕も文章を書かせていただくことができた。依頼されて、そういう機会はもうないかもしれないと思ったので、すぐに引き受けた。語り尽くせない色々な経緯があって、できあがったのはこういうものである。

【FEATURES.1】
Perfume
「アイドル」の意味を回復する3人

■2007.9.17 新曲「ポリリズム」発売記念イベントレポート
■本誌独占!Perfume10,000字インタビュー!!
 アイドルとして、テクノとして、どんな楽しみ方をされてもいい
■私がPerfumeを好きな理由。
 ピエール中野(凛として時雨)/大谷ノブ彦(ダイノジ)/
 後藤まりこ(ミドリ)/サエキけんぞう/辛酸なめ子/SPECIAL OTHERS/
 西脇彩華(9nine)/掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)
■Perfumeヒストリー 2000.2007
■振り付け解説①「エレクトロ・ワールド」
■Perfume全シングル・アルバム・DVD解説
■中田ヤスタカ(サウンドプロデューサー)インタビュー
 Perfumeのスタッフは、ものすごい天才か、
 ものすごい勘違いをしているか、どっちかです
■Perfumeの魅力を引き出す映像世界
 アートディレクター・関 和亮インタビュー
■振り付け解説②「チョコレイト・ディスコ」
■特別寄稿
 宇多丸「Perfumeという〈奇跡〉」
■Perfume、渋谷HMVの自動ドアにサインしてきちゃいました!!/読者プレゼント

この中の「Perfumeの魅力を引き出す映像世界」という記事はばるぼらさんが担当されていて、それだけでも読むべきだと思うのだが、僕もこの中で、冒頭のイベントレポートとPerfumeへのインタビュー、そしてヒストリーの作成を担当している。冒頭に来ているイベントレポートは、この特集のすべてをフォローする内容になるものだ。一読すれば分かるように、ここで僕はPerfumeのことではなく観客のことを多く書いている。幸いなことに編集部のオーダーがPerfumeを今取り巻く状況の分かるものにしてというものだったので、そのような書き方ができた。僕はPerfumeを僕らがどう受け入れるかという話がしたかったので、最適だった。この中で僕が何を言っているかというと、誰かが愛を禁じるなら、我々はアイドルを見失うだろうということだ。愛をまぜかえすことに貧しい情熱を傾ける言葉たちによって、アイドルだけでなく、あらゆる愛が不可能になる。やがて、対象を好意的に語ることは憚られるようになるだろう。僕はPerfumeがクラブユースに堪える楽曲を持つからといって、「アーティスト」として分類し「アイドルなどという程度の低い存在ではない」となぜ言わなければならないのかと考えていたが、しかし同時にアイドル好きの人が「音楽目当てでPerfumeを語る奴はウザい」と言うのも悲しいことだと思う。人をどこかの派閥に組み入れて綱引きをするとき、アイドルのファンはオタクで、気持ちの悪い、恥ずかしいものだという、本当は何の裏付けもないレッテルを貼るのにお互いが夢中になってしまうとき、もう誰も対象自体なんか見ていない。これは、アイドルの話だけじゃない。自分の好きな何かについて、それをどれだけ好きか語ることはなぜ困難になっているのだろうか?素敵な存在を前にしているのに、一体我々は何をやっているのだろう?QJで宇多丸さんはこう書いている。

大半の女性アイドル歌手には、「どうせ誰も本気で歌なんか聴きゃしないんだから、この程度で十分でしょ」と言わんばかりの、やっつけ丸出しの曲しか与えられないのが、今も常識です。そして、これはさらに情けない話、実際のところ曲の良し悪しよりも、「握手会参加券封入」とかの方が、遙かに売り上げに結果を残すことが多いのも事実。

アイドルを誰もが見捨てている。我々がここで正しく捉えなければならないのは、アイドルソングに対して期待しない風潮を作り出しているのが、作り手と聴き手の両方だということだ。だからと言って握手会参加券が入っているCDを買うなと言うわけではないし、曲さえ良ければアイドルとして評価しろ、というのではない。ただここには、そのものを認める態度がないと思う。Perfumeはついに今、僕がずっと不満だった「アキバ系」「クラブ系」どっちかに偏ろうとする売り方を脱することができつつあるのではないか。それなのに、今度は聴き手の側からカテゴライズが開始されるなら、Perfumeの新しさなんて何にも残らないはずだ。

そもそもPerfumeが僕にとって面白かったのは、彼女たちは僕らのそんな態度をなで斬りにしてくれる存在だったことだ。楽曲の完成度が高く、パフォーマンスはアイドルそのものなのである。しかもメンバーはアイドルという認識を揺らがせる態度であけすけに何でも自由に語る。相反する極端な要素を高い完成度で併せ持ってしまうと、誰もが認めざるを得なくなる。僕は爺さんなのでそこに皮肉さやパンキッシュなものを感じようとしてしまうが、彼女たちにはそんなものすらなくて、僕はそこに快感を覚える。セオリーを守ろうとか、タブーを「あえて」侵そうとか、そういう感覚が全くないままに易々とこなすのだ。圧倒的な存在。それは、今の10代とか20代前半に僕が抱いている期待に近い。QJのインタビューでは、メンバーのそういう側面が出ないかと思って作ってみた。そのことが、つまらないことにこだわっている僕たちを解放してくれるのではないかと思ったのだ。子供の頃からSPEEDが好きだったけど、アイドルだとかアーティストだとか考えたことはなくて、ただ歌手として好き。プリキュアも好きだし、オシャレな音楽も好き。彼女たちはそう言った。そして、僕はニコニコ動画をどう思うか聞いたし、こんな質問もしたのだ。

では今からPerfumeを「アイドル」としてファンになる人がいてもいいですか。

もちろん、彼女たちは期待を裏切らない返事をしてくれた。素晴らしいことだと思う。「その人たちがいなかったら、今のPerfumeはないと思います」と言ったときの、あ~ちゃんの真摯な目が印象的だった。どうしても諸手を挙げて誰かを好きだと言えないような人は、自分たちがひょっとしたらプロデュース陣に踊らされているんじゃないかみたいなことを言うかもしれない。そういう物語が楽しいものだと思いたい人もいるのだ。以前の記事にも書いたが、例えば楽曲を作っている中田ヤスタカとか、アミューズや徳間がPerfumeにおいて特権的な存在であるように感じるかもしれないが、Perfumeが最も面白いのは、誰も中心にいないことだと僕は思う。中田ヤスタカはインタビューの中できっぱりと「Perfumeは誰にもコントロールされていない」と言っているのだ。この先、誰かがPerfumeを牛耳るのかどうか僕には不明だが、今はそうじゃない。それで僕は特集のリードに密かにこう書いたのだ。

今や僕たちは、彼女たちがいつかアイドルじゃなくなることまで知っている。でも、だったら躊躇する理由はどこにもない。モタモタしてると彼女たちを見過ごして、ただ時代が過ぎていってしまうんだ。

いつか裏切られると暗い期待をして時代を過ごすのは誰かの勝手だが、物事が繰り返しなら、そうやって座していることも正解じゃない。アイドルだから聴くのが恥ずかしいとか、あれはサブカルだとか、オタクだとか、黒歴史だとか、言い過ぎたあげくにいつの間にか衒いなく対象を好きだと言えなくなってしまうようなことを、僕は今やめていいと思う。そういう頃もあったし、そういう時代はまたいつか来ると思う。でも今は停滞の中に身を委ねてはいられない。「あえて」も「ネタ」も、もういいだろう。もし自分の好きなものを好きだとだけ言って、お互いにそうあれるならPerfumeなんて好いてくれなくてもいいくらいだ。Perfumeとハロプロの違いを知りたい人にはインタビューの欄外にある「私がPerfumeを好きな理由。」の掟ポルシェさんと辛酸なめ子さんの文章が最適だと思う。でもこれを読んで、ハロプロのことを否定し始めなくてもいいのだ。Perfumeがいいと言うことは、ハロプロのここがダメでPerfumeはここが新しい、次はこれだ、と言うことではなかった。Perfume自体がそれを体現するグループなのだから、僕らも彼女たちの物語に集中しよう。この欄のちゃあぽんのインタビューは、涙なくしては読めないものなのだから。

この特集の記事はすべて、まず、Perfumeのことを知らない人に向けて書かれている。だから僕のレポートも「Perfumeってどんなものだろう?」という内容なのだ。実際この記事はいろんな人に向けて書かれていて、初期のQJの読者だったであろう、一定の年代の人にしか分からないこともわざと書いてある。だが、それとは別に、単純にPerfumeのファンの人にとっても読めるものにできたつもりだ。特に、今のPerfumeを取り巻く状況に少し複雑な思いを抱いているであろう、あの頃のファンたちにも届いていればいいと思う。三軒茶屋のツタヤで、サンリオピューロランドで、亀戸で、広島で、人が全然いない海岸で、雪の降る歩行者天国で、そしてネットラジオで(もちろんだ)。あのころ僕と一緒に本当に大切そうにPerfumeを聴いた人たちが、今どんな気持ちでいるのか僕は想像できなくもない。だから僕の文章を読んで、彼らがこれからもずっと変わらず彼女たちを見守っていられる気持ちになってくれればうれしい。

僕がもう1つ担当した「Perfumeヒストリー」は、作るにあたって、norさんをはじめとするPerfumeのファンの方々に協力していただいた。一人一人にお礼を言えないけれど、皆さん本当にありがとうございました。このヒストリーはPerfumeのメンバーに渡して、それを見ながらインタビューを行ったのだけれど、三人はすごいすごいととても喜んでいた。ファンたちは彼女たちのことをこんなに熱心に見ているんだということをメンバーに分かってもらいたかったので、とてもよかった。この記事は特集内ではそこそこ資料としての価値がある部分かもしれない。でも僕は今回は資料として価値があるものを作っても意味がないと思ったので、例えば単なる「ヒストリー」じゃなくて「全仕事」にするなど、そういうアイデアは一切挟まなかった。どちらかというと不要な部分をどんどん排除して、インタビュー記事に関連する部分と、エピソードとして面白い部分だけを残していった。雑誌の役割はこうだという意志でそうした。熱心なファンが個人で情報を発信する時代に、マスメディアが同じものを作って競い合うのは意味が少ない。究極的にはファンジンを作れば熱心な個人には適わないし、できる限り多くの人に読んでもらいたい雑誌編集者ならファンジンを作りたいとは思わないだろう(そういう本作りを否定はしないが)。カルチャー雑誌はいまだに90年代以前の手法でカタログ本を作っていることもあるが、インターネットで個人がもっと偏執的な情熱を見せているときに、もうあのやり方はいらないと思う。それよりも、それぞれのページがなぜ必要なのかを深く考えて、全体を読み物として筋の通ったものにして、きれいにレイアウトしてあげる、編集という仕事の当たり前の面をもっと見せればいいのだ。それが雑誌というメディアの醍醐味なのだから、見失ってはいけないはずだ。それを個人に投げれば、個人はそれを吸収して、さらにマスメディアには太刀打ちできないようなものを投げ返してくるだろう。そのおかげでマスメディアはさらに伸びることができると思う。

逆に言えば、僕らにとって面白いのは、本が出た後のここからだ。今回掲載したヒストリーは、実は完全なバージョンではない。読み物として不要な部分や、掲載されたインタビューでは言及されていない部分は惜しげもなく削除した。繰り返すが、それが雑誌の良さなのだ。実際それぞれのエピソードは蘊蓄として読んで楽しいものになったと思う。そして、詳細さを求めるものは今は雑誌じゃなくてネットにあるべきだと思う。だから僕は、Perfumeのメンバーに渡したバージョンを、今ここに公開しよう。ファンの人はどうか好きに使ってください。いくら配布しても、加工しても、追加しても、別の場所で使ってもいいです。むしろどんどん追加してほしい。最初の一瞬だけ全仕事を作ろうかなと思ったけれど、インタビューに持っていくのにも不要だと思ったのですぐにやめて不要な項目をざくざく削除したのだ。だから、まだ全然足りていないこれを基にして全仕事のヒストリーを作るのもいいと思うし、メディアの出演情報などについては必ずしもすべてについて確認を取っていないので、1つずつ集めるのもいいかもしれない。その代わり、間違えている部分があったら、僕に断らなくていいから、よかったらこっそりと直しておいてください。どうか、Perfumeを楽しんでください。

めでたいことに、今号はどうやら好評で品切れが続出し、早くも増刷がかかりそうという話だ(これで誤植も直せるわけだ)。しかし逆に言うと品切れになるというのは、書店の人や、どうかすると太田出版が「Perfume特集なんて売れないだろう」と判断してあまり店頭に並べなかったということだから、悔しいじゃないか。今のQJの方向性を決定づけるほど売れたのはたぶん「水曜どうでしょう」の号じゃないかと思うんだけど、そこまでいかなくても、何だかおかしなことが起きていると思わせるほどに売れてたらいいのにと本当に思う。

アイドルは決して我々を試さない。アイドルは原則的に我々を愛するし、自分たちに対する我々からの愛を疑わない。我々が試されているのは、ただ我々自身によってのみである。彼女たちの一途さを受諾するかどうか、我々は逡巡している。我々がアイドルに戸惑うときも、アイドルはただじっと我々に愛されるのを待っていてくれるのだ。我々はアイドルに許されている。愛とは何か。それは物語を信じる力だ。昨日書いた記事にも書いたことだ。しかしここではもちろん、七里の鼻の小皺の記述を引用するのがふさわしいだろう。

われわれは、一人一人社会に入り込んだ、ゲリラ部隊のようなものなのだ。もう、そろそろ点呼をとろう。社会が、愛を禁じる場面をみつけては、各個撃破する。その約束のもとでなら、どれだけ離れていても、われわれは想像力の眼差しを交わすことができるだろう。

もちろんだ。彼に応じよう。各々、展開しよう。疲れればまた煙草を吸ってビールを飲んで一服しようじゃないか。そしたら僕はまた奴らを高く吊るす。さあ、連中が僕のやった有様を見るだろう。戦況は以前にはずっと絶望的だった。しかし世界を変えるのは我々だ。我々自身だ。我々は人々にあんな態度を強いているものを退けられる。「コンピューターシティ」を聴けば分かる。

もうすぐ変わるよ 世界が
もうすぐ僕らの何かが変わるよ

完璧な計算で造られたこの街を
逃げ出したい 壊したい
真実はあるのかな

完璧な計算で造られた楽園で
一つだけ嘘じゃない
愛してる

2007.10.16 | | コメント(34) | トラックバック(3) | [文章] [音楽] [アニメ

コメント

さやわかさんが、関わっているという話を聞きQJ買いました。
あの頃のネットラジオで聞いた「スウィートドーナッツ」から今のPerfumeまで繋がって、そしてまたさやわかさんと繋がっていることを知り嬉しくなりました。
「スウィートドーナッツ」を聴くと
条件反射的に山盛りタイカレーの唄も聴きたくなります。

2007-10-18 木 00:25:57 | | equrean #p8S50VaU [ 編集]

はじめまして。Quick Japan74、首を長くして待っていました。予約して買いました。忙しくてまだ読み始めたばかりなのですが、先にこちらの記事に出会いました。
ジャンルは違いますが私は物作り(設計)を生業としています。それゆえか作り手=さやわかさんの熱い思いが伝わってきて涙が出ました。そしてPerfumeを内心では全面的に好きなんだけどどこか気恥ずかしい(憚られる)ような引っかかりを見事打ち砕いてくれました。ありがとうございます。言葉って素晴らしいですね。
ヤバいです。名古屋のライブに行きますが、きっとオープニングで感動して泣いてしまうと思います。さやわかさんのせいです。(笑)

2007-10-18 木 05:51:29 | | zakson #WCSj23LI [ 編集]

equreanさん、コメントをいただけてとてもうれしいです!
昔から今までずっと繋がっていると感じていただけると、とてもうれしいです。僕も年表を作りながら、とても懐かしかったです。
ヤマモリタイカレーは僕は今でもときどき聴いてますよ!

2007-10-18 木 07:49:01 | | ソメル #- [ 編集]

zaksonさん、読んでくださって、本当にありがとうございます!拙文から、ものを作る気持ちをまず感じてくださったことを感謝します。本も、どうしたら誰もがPerfumeを楽めるだろうかと考えあぐねて書いたものなので、ご一読いただいてライブを楽しんでいただければ本当に幸いです。

2007-10-18 木 07:57:56 | | ソメル #- [ 編集]

初めまして。検索でたまたまたどり着きました。素晴らしい文章だと思いまして、コメントさせていただこうかと思いました。プロのライターさんのブログにたどり着けるなんて幸運です。
実はQJはまだ手元に届いていないんですけど、絶対に読みます。私は広島のライブに行くのですが、今までのPerfumeの歴史を知ると、広島のライブが楽しみでしょうがありません。とりあえず、早くQJを手に入れないと・・・
(ちなみに、勝手ながらTBさせていただいたのですが、上手く届かなかったかもしれません。失礼しました。)

2007-10-18 木 19:44:40 | | xavi_takayuki #vY1T7d6c [ 編集]

xavi_takayukiさん、ようこそお越し下さいました!コメントに感謝します。
今号がご期待に添えるものであることを祈っております。ブログも拝読いたしました。Perfumeと同じ広島の方なんですね。地元でのライブはきっとすばらしいものになると思います。どうか楽しんでください!

2007-10-19 金 13:07:24 | | ソメル #- [ 編集]

さやわかさんの記事とは関係ないのですが増刷で誤植が直されるなら訂正してもらいたい箇所があります
巻頭のカラーページでのっちの誕生日がかしゆかのものになっています
どうか訂正よろしくお願いします

2007-10-24 水 15:27:06 | | sl_hfr70 #- [ 編集]

 はじめまして。QJ74号のさやわかさんの文章を読みました。比喩でなく、泣きました。号泣しました。「こういう文章を待っていたんだなあ、オレは」と一人ごちました。その日の酒の美味いこと!

 僕も僭越ながら編集の端くれをやっていますが、「物語の不在」というテーマは常に通奏低音として持っています。物語の不在、つまり愛の不在。愛とは分析した瞬間に冷めるもの、なくなるもの。カテゴライズという名の無自覚な暴力に、我々はどれだけなぶられ続ければ良いのか。

 そういう文脈を経て、Perfumeです。さやわかさんの文章がなければ、僕が彼女たちに何のてらいもなくハマることなんてなかったかもしれない。誰もが飛び込むことを躊躇する中で、さやわかさんの文章は「大丈夫だよ、飛び込んでおいで」と背中を押してくれるものでした。今年読んだあらゆるジャンルの文章の中で、さやわかさんのリードはベストのものだと確信しています。

 いちPerfumeファンとして、現代人として、さやわかさんの高質な仕事に乾杯!

2007-10-28 日 23:53:54 | | daisuke #- [ 編集]

うははは。キモいヤツの周りにキモいのが群がる構図は、絶景だな。
ピュアでポジティヴな窪塚くんを思い出したよ。

>いつか裏切られると暗い期待をして時代を過ごすのは誰かの勝手だが、
>物事が繰り返しなら、そうやって座していることも正解じゃない。

正解じゃないなんてどうして言い切れるんだ。こんなハナクソ論で、
人さまを吊れると考えるその浅い思考こそが吊られるべきだよ。

>我々がアイドルに戸惑うときも、アイドルはただじっと我々に愛されるのを待っていて
>くれるのだ。我々はアイドルに許されている。愛とは何か。それは物語を信じる力だ。

もう21世紀だよ?こんなチンケな新興宗教みたいな文章よく書けたな。
そもそも君の主張を戦況と呼ぶなら、最初から敵なんて自分の中にしか居なかったって
ことじゃないか。連中なんて実在しないだろ。他人の所為にするなよ。
ゲリラによる各個撃破じゃなくて自省だろ?

2007-10-29 月 21:07:28 | | 女 #- [ 編集]

語るべき何か、あるいは語りうるだけの内面を持たない人間の文章って、どうしてこんなに貧しいんでしょうね。そして、どうして「それ」が、通りすがりの人間にもわかってしまうんでしょうね。

「とりあえず、その粗末なモノしまいなさい(恥)」と、老婆心ながら伝えたくなります。

2007-10-30 火 01:29:29 | | #- [ 編集]

sl_hfr70さん、ご指摘いただきまして本当にありがとうございます。編集部は、重版のぶんでおおよその誤植を直されたそうです。誤植のことは、僕が作り手の一人としてここでお詫びするべきと思いますが、たまたま書き手であった者がQJを代表するかのようなことを申し上げることもできず、何とも歯がゆい気持ちです。ここではただ申し訳ないという気持ちをお伝えすることしかできないのをお許し下さい。

2007-10-30 火 11:08:17 | | ソメル #- [ 編集]

daisukeさん、僕は今こそ編集という仕事が必要なときだと思っていて、ですから編集者の方に読んでいただけるのは本当にうれしいことでした。しかも好意的なコメントをいただけてとてもありがたく思っています。本当に本を作るのは今難しいようですが、Perfumeが言うように、もうすぐ何かが変わります!

2007-10-30 火 11:12:54 | | ソメル #- [ 編集]

女さん、どうもお久しぶりです!「ピュアでポジティヴな窪塚」と言われて、北田暁大が『嗤う日本の「ナショナリズム」』で窪塚洋介について書いていたのを思い出すことができました!どうもありがとうございます。北田さんは窪塚洋介を「世界指向と実存主義の共存」を象徴する存在として紹介しているのですが、振り返ってみると僕は現状ではもう少し別の意識を持った人たちがいるはずだということを考えているようです。ひょっとしたら、窪塚洋介をその意識の体現者として捉えられるのだろうかと思いましたが、彼はおそらく切実に大きな物語を拠り所にしなければと考えているみたいなので、ちょっと違うようです。また、僕はインターネットで今「キモい」という言葉がどう使われているかに象徴的なものを感じているので、その面でも意識を新たにすることができました。

> 正解じゃないなんてどうして言い切れるんだ。

たぶん前にも申し上げたと思うのですが、万人にとっての正解が成り立たないというお話じゃなかったでしょうか?僕の理解が確かであれば、女さんも同じことをおっしゃっていたと思います。

愛については、21世紀だからこそ、このような議論が成り立つという話をこのブログで僕は繰り返し書いています。今回話に上っている「クイックジャパン」の雑誌記事でも同じ話をしています。たとえばその記事ではリードにもそう書いています。この一個前の記事で舞城王太郎の「好き好き大好き超愛してる」について書いているのも、まず前提としてそれについて書かなければいけなかったから書いたのです。よろしければどうか、ぜひ、ご一読いただけないでしょうか。そうしていただければ本当に幸せです。「主張が戦況である」というのは、どういう意味でおっしゃっているのかちょっと理解できているかわからないのですが、少なくとも僕は自分個人のこととしてはこれらを書いていません。社会の一員として自分が含まれるという意味では、当然自分のことでもありますが。僕はウェブサイトで自分自身の問題を書いたこともありますが、それはもうずいぶん前に書き終えました。だから、このブログは全然そういうものではないんです。そういうものを書き終わったから、僕ははじめて自分がこういうブログを作ることができると思いましたし、これが完成するときまで続けられます。もしよろしければ、読んでいただければと思います。

2007-10-30 火 11:57:48 | | ソメル #- [ 編集]

無記名の方、コメントをいただきましてありがとうございます!「内面」というのは難しい問題ですね。僕も、このブログで「バタアシ金魚」について書く際に安易に「内面」という言葉を使ってあの作品を語ったのがずっと気にかかっています。そのときの文章は、登場人物の内面をないものとして扱ったというかどで他の人の作品論を否定しているからです。しかし漫画の登場人物をリアリスティックな人間として扱い、自我を見いだそうとするやり方にもいくぶん抵抗がありました。それでその文章には何ともいえない後ろ髪を引かれるような思いが残っていたのです。

しかし、いろいろ考えたのですが、やはりあの文章はあの時点としては取りあえずよいのだということにしました。いま僕は誰もに内面があるとまず思っています。同時に、僕が自分には内面があると思っているように、他人も自分についてそう思っていると僕は想像できます。作品についてそれを適用するのはいささか飛躍がありますが、まずはそれでよいのです。線としての漫画やジャンル批評は誰かがやっています。僕は今、違うことを主張するのだから、この書き方でいいのだと思いました。それこそ、それぞれの受け手にはそれぞれ内面があるはずで、作品について考えるというのは個々のものなのだから、それでいいのです。

なんだかいただいたコメントと全く違う話になってしまって、大変申し訳ありません。ですが、ずっと考えていたことに自分として一つの決着がついて、とても感謝しています。ありがとうございました!

2007-10-30 火 12:24:23 | | ソメル #- [ 編集]

ようやく読めました。
面白かったです。

2007-10-31 水 16:10:29 | | lapin #mQop/nM. [ 編集]

lapinさん、読んでいただいてありがとうございます。lapinさんに面白いと言っていただけるなんて本当にうれしいです。Perfumeもよかったら楽しんでください!

2007-10-31 水 17:22:56 | | ソメル #- [ 編集]

脱構築の手法を皮肉としてしか使ってないんだから、そういうのも見定めた上でキモいと言ってるの。わかる?

>万人にとっての正解が成り立たない

こんな浅はかなこと私が言うわけないじゃ。私は前に「解釈からは逃れられない」と書いたけど、それは万人にとっての正解が成り立たないなんて意味じゃなかったはずだけど。言ってないことを言ったなんて言われるのは遺憾だし。お前はそういう意味で言ったんじゃなかったのか!という前提で、「お前の主張が一貫していないのはおかしい」と指摘しているつもりなら、それもまたハナクソだと思う。

>僕は自分個人のこととしてはこれらを書いていません

自分自身の個人的なことを含まない文章なんて、ロボトミーでも書けないんじゃない?書いてる主体が自分なら、その中に自分自身のことが含まれないなんてありえないでしょ。だからこそ、このエントリーにある主張があなた自身の個人的な戦況を語ったものだと前提したの。
で、これが戦況なら、外部に明確な敵(イカれたDJども)なんて存在するはずもないから、各個撃破とか縛り首なんて物騒な言葉を使ってバカを煽動するんじゃなくて、もっと穏やかに自省してればいいんじゃないの?と言ってるの。

2007-11-01 木 21:01:29 | | 女 #- [ 編集]

女さん、再びコメントありがとうございます!

> 自分自身の個人的なことを含まない文章

「個人的なことを含まない文章」とは全然申しておりませんよ!僕は「自分個人のこととしては書いていない」と書きました。それは「自分個人のことは書いていない」という文章と、文意において全く異なりますよね!当初、僕は女さんが僕の文章の僕の論理的な誤りを指摘されようとしているのか、または倫理観を問題にされているのだろうかと思っていました。もしそうでしたら、今からでも、もう少し僕の僕の文章に沿って順序立てたお言葉をいただけませんでしょうか。ここにはたいへんたくさんのことを書いているので、ご面倒ですが、ぜひそうしてください。女さんからは「脱構築の手法を皮肉として使う」「未来がstaticではないことが証明された」などさまざまなキーワードを頂戴して、とても興味深く拝見はしていますが、大変失礼ですが女さんが期待されているほど効果的に働いてはいないのではないかと思います。もし僕の論など詳らかに読むなどできないとおっしゃるようでしたら、たびたび申し上げていますように、ではもう少し論理立てて女さんのお考えをこそご説明をいただけませんでしょうか。僕の書いている全く素朴で粗いものより、ぜひそれを拝見したいです。女さんは、今という時代をどのようにお考えでしょうか?どんな音楽が好きですか?

しかし、「キモい」という生理的嫌悪感に帰結するのでしたら、僕はこのブログでは「そうですか」とだけ言うことになるので、実りのない対話になって実に申し訳ないことだったと思います。大変申し訳ありませんでした。

2007-11-01 木 23:51:51 | | ソメル #- [ 編集]

つまり、文章の中に社会の一員としての自分のことが含まれているのは認めるけど、
自分個人のこととしては書いていない、と言いたいわけですね。
複雑な心境ですね。でも、客観的に見て、この文章の中に自分個人のことが
含まれているのは明らかな事実なのに、これを自分個人のこと
としては書いていないなんて、どうやって外部に説明できるんですか?

あなたは、自分個人の手によって自分個人のこと含む文章を書いているのに、
自分個人のこととしては書いてない、と言ってるんですよ。
書いているのに書いていない、つまり、P ∧ ¬P なので、矛盾です。
論理的でないのは、私ではなくあなたのほうです。

>今という時代をどのようにお考えでしょうか?どんな音楽が好きですか?

「今が時代である」というのは、どういう意味でおっしゃっているのかちょっと
理解できているかわからないのですが、私は、昨日と今日が時間的に繋がっている
ということをあまり信じていないので、時間の連続という意味での時代については、
ロクなコメントを述べることができません。大変申し訳ありませんでした。
「昨日があったから今日がある」というは、厳密には論証不可能だと考えています。
あと、好きな音楽は宇多田です。

2007-11-02 金 21:39:33 | | 女 #- [ 編集]

女さん、詳しく述べてくださって、本当にありがとうございました。
いま、とても幸せな気分です!

> つまり、文章の中に社会の一員としての自分のことが含まれているのは認めるけど、
> 自分個人のこととしては書いていない、と言いたいわけですね。

その通りですが、ひょっとしたら少し違うかもしれません。「自分自身のこととしては書いていない」というのは、個人的な内容ではないという意味です。自分一人の、プライベートな話ではない、という意味です。

> 複雑な心境ですね。でも、客観的に見て、この文章の中に自分個人のことが
> 含まれているのは明らかな事実なのに、これを自分個人のこと
> としては書いていないなんて、どうやって外部に説明できるんですか?

自分個人のことが含まれていたら、なぜそれを即座に僕だけの、ごく個人的な内容だということになさるのか疑問です。また、前にも申し上げたかと思いますが、このブログが書いていることの一つ一つについて、それがどういう意味かということをこのブログをやっている間にインターネット上で説明するつもりはありません。その理由についてすら、やはり書きません。ただ内容からくみ取っていただくしかないのですが、だいたい、失礼な話だと思います。おそらく女さんは、それでいて僕にほのめかすような態度を感じ、そこに誠実さがないと思われて異議を唱えられたのではないかと想像しています。しかしですが、僕は常に、届けたい読者たちがいて、彼らにリーチするために今このやり方を選んでいるとしか申し上げられません。つまりならば、その人々ではない女さんにとっては、必ずこれは不愉快な物語であるはずです。本当にごめんなさい。

> 「今が時代である」というのは、どういう意味でおっしゃっているのかちょっと
> 理解できているかわからないのですが、私は、昨日と今日が時間的に繋がっている
> ということをあまり信じていないので、時間の連続という意味での時代については、
> ロクなコメントを述べることができません。大変申し訳ありませんでした。
> 「昨日があったから今日がある」というは、厳密には論証不可能だと考えています。

この話はたいへんよく理解できました。僕のようなものにも分かるよう、丁寧に述べていただいて、本当にありがとうございました。それでしたら、まさにこのブログは女さんとは相性が悪そうです。僕は昨日と今日が時間的に繋がっているということを疑わないでこれを書いています。それは、時間やあるいは経験の不連続という考えを特に否定するからではありません。それがおっしゃるように厳密な領域のものだからです。僕は今自分が書いて伝えたいことに厳密さがいらないといって、躊躇いなく打ち棄てるような人間です。「皮肉としてしか使っていない」というのも、ひょっとしたらそういうところから出ているお言葉なのかもしれませんね。でしたら確かに、僕はどうしようもない愚かなもので、女さんからは生理的嫌悪によって隔てられるべきかもしれません。でも僕が目指しているのは、どうやら女さんとは別のもので、だから僕は届けたい読者に対して、これを止めません。本当にすみません!それを「バカを扇動している」とか「ハナクソ」と女さんが評されるのであれば、それでも結構です。女さんの厳密さにおいて、どうぞご自愛ください。

しかし、僕は女さんが宇多田ヒカルを愛するということを知ることができて、今とてもうれしいです。僕も宇多田ヒカルが大好きです。女さんとの間に共通するものを感じて、あなたを近しく思うことができます。言葉を尽くしてくださって、本当にうれしいのです。直接お会いできればもっと分かると思うのですが、なかなかそうも参りませんよね。インターネットは難しいものです。

2007-11-03 土 01:43:38 | | ソメル #- [ 編集]

ソメルさん、再びコメントありがとうございました!

>自分個人のことが含まれていたら、なぜそれを即座に僕だけの、
>ごく個人的な内容だということになさるのか疑問です。

そりゃあ、疑問でしょう。だって、私はどこにもそんなことは書いてないんですから。
思わず飲んでいたものを噴き出してしまいました。どこをどう読めば、
「即座に僕だけの、ごく個人的な内容だということになさ」ってると
判断できるのでしょうか。論理立てて説明していただけませんでしょうか?

私は、あなたが「自分個人のこととしては書いていない」と主張するので、
それに反論する形で、あなたは自分個人のこととして書いていると言ったはずです。
なのに、なぜそのように曲解されるのでしょうか?


>僕は今自分が書いて伝えたいことに厳密さがいらないといって、躊躇いなく打ち棄てるような人間です。

厳密さを自分の意思で放棄したからといって、放棄した先にいる自分が厳密では
ないとは言い切れませんよ。つまり、厳密さを放棄したんだから厳密ではない、
という結論は導けないと言っているわけ。躊躇してもしなくても、そんなあなたの態度のことは関係ありません。

というか、頭が悪すぎるので飽きてきました。やっぱり説明していただかなくていいです。
さようなら。

2007-11-04 日 19:10:32 | | 女 #- [ 編集]

女さん、またまたコメントありがとうございます!
ですが、「さようなら」とおっしゃっているので、いただいたお言葉のそれぞれにお返事するのはやめておきますね。そんなことはあまりにも空しく思えます。それにつけてもずっと不思議だったのですが、女さんはご自分のことやご自身の考えについてほとんど話されませんね。僕はかねてより「このような意味だろうか、違うなら正確なところを説明して欲しい」という書き方をし続けていたのですが、女さんはそうなさらずに、ただ自分はそのようなことを言っていない、とだけおっしゃいます。対話においての齟齬は単に互いが埋めるべき溝としてあると僕は常に思うのですが、そうはできませんでした。しかも、同時に女さんは僕の発言からわずかな言葉を抜き出して、このブログ全体が無価値なものであるという大断定をなさっています。手前味噌になりますが、僕がこのブログで考えたいことの1つはそれです。たびたび僕がご質問して、ようやくこのたび「今という時代をどのようにお考えでしょうか」という夕刊紙の最終面程度に月並みな質問について、かろうじてお答えいただけたように見えます。しかし、女さんは慧眼をもって「今が時代である」という言葉を厳密に考えられ、慎重に言葉を選ばれた上で回答を避けられました。僕がこれについて考えたいことはいくつかありますが、特に思うのは、それほどまでに自らについて厳密さを要求し、極めて賢明に判断される方が、なぜ他人が語ることには判断を急いで「バカ」「頭が悪すぎる」「チンケな新興宗教」「キモい」など、たいへん底浅い言葉でその存在を否定できるのだろうか、ということです。僕は今インターネットで誰かが見せるその性急さが不思議で、その奥に何があるのだろうかと考え続けています。雑誌の記事でも、ブログのこの記事でも、それと同じことをずっと考えて書いております。ひょっとしたら僕と女さんは宇多田ヒカルについて共に語り合うこともできたはずでしたが、それは開始されませんでした。結局、僕からすると、このブログ自体について女さんがただひたすら一言でもって否定しようとなさっていたという印象に終始してしまいます。もはや女さんも僕と同じように、お互いに得るものがなくて本当に残念だったと思っていてくれればと願うのみです。我々はなぜお互いについて理解を深めあうことができなかったのでしょうね。今は、女さんと僕が交わした言葉に、せめてそれが問題提起として残されていればいいなと思います。それではさようなら!

2007-11-05 月 00:37:32 | | ソメル #- [ 編集]

ソメルさん、またまたコメントありがとうございます!

>女さんはご自分のことやご自身の考えについてほとんど話されませんね。

私は私の言葉でこのブログにコメントを書いているので「ご自分のことやご自身の考え」が
含まれるコメントを書いているつもりなのですが、あなたの目には、
「ご自分のことやご自身の考え」がほとんど含まれていなように映っているようですね。
それは、自分個人のことが含まれる文章を書いているのに自分個人のこととしては
書いていない、という論理的に破綻したあなたの意味不明な思考に由来するのかもしれませんが、
あなたの論理的に破綻した思考を考慮しないならば、私は「ご自分のことやご自身の考え」
について十分に話しているつもりです。十分に話しているのに「話されませんね」と大断定
されても困ります。

>「このような意味だろうか、違うなら正確なところを説明して欲しい」という書き方をし
>続けていたのですが、女さんはそうなさらずに、ただ自分はそのようなことを言っていない、
>とだけおっしゃいます。対話においての齟齬は単に互いが埋めるべき溝としてあると
>僕は常に思うのですが、そうはできませんでした。

あなたは、「このブログが書いていることの一つ一つについてそれがどういう意味かという
ことをこのブログをやっている間にインターネット上で説明するつもりはありません」と
書いたのに、次のコメントで「違うなら正確なところを説明して欲しい」と書いています。
つまり、あなたは、「違うなら正確なところを説明して欲しい」と、私に要求しているのに、
自分自身は、「説明しない」とおっしゃっているのです。
要するにこれは、自分自身は説明しないけれども私には説明してほしいという意味なのでしょ
うか?自分は要求するのに相手の要求には答えないという不公平な態度でも、対話においての
齟齬は埋められるとお考えなのでしょうか?

>特に思うのは、それほどまでに自らについて厳密さを要求し

私は、自らについて厳密さを要求しているなどとはどこにも書いていません。
厳密には論証不可能だと考えています、とは書きましたが、
「厳密には」という、わずかな言葉を抜き出して「厳密さを要求し」ているなどと
大断定されても困ります。何故、そのように勝手に文意を曲解されるのでしょうか?
論理立てて説明していただけませんでしょうか?

>女さんは慧眼をもって「今が時代である」という言葉を厳密に考えられ、
>慎重に言葉を選ばれた上で回答を避けられました。

私は、時間の連続という意味での時代については、ロクなコメントを述べることが
できません、と回答したのに、「回答を避けられ」た、とあなたはお考えのようですね。
回答が明確に示されているのに「回答を避けられました」と捉えるのは、
普通はありえないことなのですが、これも論理的に破綻したあなたの意味不明な思考に
由来するのかもしれませんね。

2007-11-07 水 22:52:55 | | 女 #- [ 編集]

女さん、またコメントいただけましたね。いやいや、どうもありがとうございます。「さようなら」とおっしゃってから、まだ述べたりないことがあったのでしょうか?

> 私は私の言葉でこのブログにコメントを書いているので

そんなことはぜんぜん問題にしていないのですが……。「間違っているならどういう意味か教えて欲しい」とか「どう思われますか」という質問には回答されないまま、「そんなことは言っていない」という言い方をなさるということについて言ったのです。

> つまり、あなたは、「違うなら正確なところを説明して欲しい」と、私に要求しているのに、
> 自分自身は、「説明しない」とおっしゃっているのです。

お言葉ですが、それは全く別の話だと思いますよ!まず、女さんがここで僕の文章について異を唱えられるのであれば、では女さんご自身は僕が書いている問題についてどう思われますかという質問に当然何らかのご説明がいただけるのだろうと僕は思いました。違うのでしょうか?しかし違うのであれば、何のためにこのコメント欄の議論を進められているのか分かりません。よければ教えていただけませんか?

次に、僕はお答えできないことには「答えられません」と再三申し上げていますが、女さんはそうおっしゃったわけではありません。もしかして女さんも答えたくなかったのであればそうおっしゃっていただくことにやぶさかではありませんよ!しかし女さんが回答したくないという意志をお持ちなのであれば、前述のように、女さんが僕のブログにコメントなさろうとする理由がなんなのかがよく分からなくなってしまいますが……。加えて、僕は今答えないけれど、この先を読んでいただければというふうに何度も申し上げています。いずれにしてもこれは「自分は要求するのに相手の要求には答えない」などと対置すべき内容にはなっていません。

それからもう一点、僕が書いたのは女さんが説明に応じないといってそれを問題にした文章ではありません!僕が書いているのは、そこまで注意深い方がなぜ他人を即断できるのだろうか、ということです。

> 私は、自らについて厳密さを要求しているなどとはどこにも書いていません。

「厳密さを自分の意思で放棄したからといって、放棄した先にいる自分が厳密ではないとは言い切れません」とおっしゃったからそういう方なのだと理解しましたが、そうではないのでしょうか?この女さんの発言がこのブログにとって厳密に過ぎるものだったので、少なくともご本人がそのような厳密さをもって考えられる方なのだろうという理解をしたのですが、間違っていますか?

「わずかな言葉を抜き出して」と、どうやら混ぜ返されたようですが、まずもしそう思われるのであれば「女さんのような厳密さは必要ない」と僕が最初に申し上げたときにそう仰っていただければよかったと思います。なぜそうなさらなかったのでしょうかね?次に、申し上げにくいのですが僕はここで多くの記事を書いて、コメント欄でも出来る限りの言葉を書いております。それに対して女さんのお言葉は少なく、僕は「もう少し言葉を尽くしていただければ」とたびたび申し上げてきました。ですから僕から「わずかな言葉を抜き出して」と申し上げることはあっても、女さんからそのように言われることはないのではないかと思います。まして、女さんは、それをかなえないままに「さようなら」と言って対話を終えられたのです。だからこそ僕はせめて残された言葉から意味を拾おうとしたのですが、それをして「わずかな言葉を抜き出して」と仰られても困ってしまいます。

> 私は、時間の連続という意味での時代については、ロクなコメントを述べることが
> できません、と回答したのに、「回答を避けられ」た、とあなたはお考えのようですね。

「述べることができません」という返答をもって「回答した」と捉えるような議論には正直なところいま興味がありません。正確に言えば、このブログでは興味がありません、ですね!結局、この時代についてコメントはしないのですよね?僕が再三申し上げているのはそういう意味なのですが。でしたら重ねて申し上げますが、ご自身にとってよりよい世界でどうぞご自愛いただければと思います。このブログが、そのような論理について考えることはこれまでも今後もありません。ぜひご自身のお言葉通りにお引き取り下さい。

2007-11-08 木 09:42:46 | | ソメル #- [ 編集]

つーか、この人の主張が何なのかとかはどうでもいいんですが、他人を軽んじて対話を打ち切っておきながら自分が再び話す権利を持てると平気で思っているみたいなので書き込みできないようにしました!もしなんか書けても消しまーす!では!

2007-11-08 木 10:32:52 | | ソメル #- [ 編集]

おくればせながら、74号が欲しいのですが、まだバックナンバーで買えるのでしょうか?
書店に注文すれば良い?
それとも、直販みたいなシステムはありますか?
お教え下さい。

2007-12-08 土 22:20:08 | | 新参 #- [ 編集]

QJの巻末から来ました。
読ませていただいた感想は青天の霹靂というか頭を思い切り叩かれた感じでした。
実はPerfume云々よりも、無意識に「アイドル」というジャンルを作って興味の対象から外していた自分を指摘された事の衝撃が大きかったです。

そして読了後にPerfumeを初めて聴き、見て好きになりました。
最高でした。

二重の意味で感謝を込めたいと思います。

2007-12-14 金 02:21:37 | | ひだりまき #mQop/nM. [ 編集]

QJ 75のPerfume記事、読みました! 私もLiquid Roomのライブに参加しましたので、ライブレポートを読んで、あの感動がよみがえりました。ありがとうございました。(絶対DVD出して欲しいですよね!)

さやわかさんの文章は、Perfumeへの暖かい視線・愛を感じますし、共感すると共に、舞台裏の話や「掟」の解釈など、Perfumeへのさらなる深い理解を促してくれるので、とてもありがたいです。

ライブレポートの最後の段落、「でもそれは僕らが特別に優しいからじゃない」から最後までは、涙が止まりませんでした。Perfumeが、見ず知らずのいろいろな人をつないでくれているように感じます。
またPerfumeの記事、書いてくださいね。期待しております。(QJ75の裏話もあればぜひ!)

2007-12-19 水 01:54:39 | | zakson #WCSj23LI [ 編集]

新参さん、コメントありがとうございます!1ライターである僕が言うのもさしでがましいですが、QJはバックナンバーが手に入りますよ!書籍扱いなので売れれば増刷もあります。書店になければアマゾンとかでお求めになれます。よかったらぜひ読んでみてくださいね。

2007-12-31 月 19:33:07 | | ソメル #- [ 編集]

ひだりまきさん、こんにちは!コメントをありがとうございました。
正直を申しまして、「こう読んでくれたらいいな」と思ったように読んでいただけて、書いた者としてはこの上ない喜びです。Perfumeは引き込まれるだけの楽しさのあるユニットだと思います。ぜひ楽しんでください!

2007-12-31 月 19:36:00 | | ソメル #- [ 編集]

zaksonさん、コメントをいただきましてありがとうございました。
あのライブのDVDはほしいですね!僕もぜひ見直したいです。
Perfumeの記事は書かせて貰えればぜひ書いてみたいです!QJ75号については、実はあの記事は最初ドキュメンタリーっぽい形にしようと思ってリハから詳細に何時何分に何が起こったというメモを作っていました。結局その形式は大上段に構えすぎてて気持ち悪いやと思ったのでやめて、そのメモをここで公開しようと思っていたのでした。でも、それもなんか裏話ってほどでもないのでやめちゃいました!また機会があればそういうことも書ければいいですね!

2008-01-01 火 04:43:45 | | ソメル #- [ 編集]

はじめまして こんにちわ
ずいぶん以前の記事にコメントを載せるのは少し気が引けるのですが、これもブログの特徴だとお許しください<(_ _)>
 そして 昔と違って著された方にこんなに簡単に感想を述べることができることに感謝です


QJ74を何度読み返したことでしょう。
そして素晴しい物語であり語り部であることに心を幾度震わせたことでしょう。

今 こんなにbignameになったPerfumeにどのように感じられているのかとても興味を持っています

2009-10-08 木 07:42:24 | | セラミックおじさん #- [ 編集]

セラミックおじさんさん、コメントありがとうございます!
お返事が遅くなってしまって申し訳ないです。
QJ74号を読んでいただいてありがとうございます。僕のPerfumeへの感じ方はこの号の記事を書いた頃から全く変わっていません。むしろ、ときが経つにつれて一層同じ思いを強くしていっているかもしれません。
セラミックおじさんさんも、どうかPerfumeを楽しんでくださいね!

2009-10-27 火 11:55:03 | | ソメル #- [ 編集]

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2010-10-08 金 00:40:11 | | # [ 編集]

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