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イカれたDJどもを縛り首にしろ 連中がタレ流している音楽なんて ぼくの人生に何の関係もない
「ディエンビエンフー」は非常に面白い。どのくらい面白いかというと、1・2巻が同時発売されたときにあまりに面白かったので、読み終わってすぐにその足で続きが載っている「IKKI」を買いに走ったほどだ。その続きというのがまたすごくいいシーンで、それがすなわち今回発売された3巻の冒頭にあたる部分だ。44ページの、大ナタを振るうトン将軍の絵なんて超マンガだ。このコマの「いいのかな? 俺様に抜かせて。」という見得の切り方にはマンガの外連味がある。ようやく、以前「角川版ディエンビエンフー」で描かれた内容を越えて、今IKKI版の「ディエンビエンフー」で西島大介がやろうとしていることは、はっきりしつつある。彼はここで少年マンガをやろうとしている。もっと言えば、面白いのは彼が、みんなが注目し渇望する「ジャンプ」ではなく、なぜか「少年チャンピオン」的な要素をも取り込もうとしているところだ。2巻冒頭のお姫さま対カリフラワー戦の「360度全方位爆弾」などでそれは顕著に見られる。
この数字の過剰さは間違いなく「バキ」や「覚悟のススメ」が持っているそれだと僕は思う。これは意味としては「絶対に避けられません」ということであって、それは少年チャンピオン的な数字のインフレーションによる「絶体絶命」感の演出に多く見いだせるものだろう。それは西島大介の洗練された(指弦を操るカリフラワーの指先のコマに凝縮されたジャズレコードのジャケットのようなクールネスを見たまえ)絵と相まって非常にカッコいいシーンになっている。死角なし。
回避不能。
360度全方位からの
クレイモア地雷の雨。
700発×36個=
2万5200発。
2008.06.18 | | コメント(2) | トラックバック(0) | [マンガ]
>何というかもう、単純に面白い。
そうか、そうですね。色々考えるより、まず読んでみた方が早いし、確実。
たまたま書店で見かけて、でも立ち読みは出来ないようになっていたので、ジャケットだけ見て、どんなのかな〜?と。
アマゾンで書評を見てみたら、本当の戦争史を描いているわけではない云々etc …とあって、なんだか難しそうに思えてきていたのですが、やっぱり、気になるなら読んでみろ、ですね。そうします。
2009-04-01 水 22:38:16 | | valvane #3un.pJ2M [ 編集]
valvaneさん、コメントありがとうございます!
ディエンビエンフーは、本当の戦争史では全然ないですよ!でも、たぶん絵空事の戦争から、どこまで本当の戦争とか愛とかグロテスクさみたいなものを描けるのかということをやりたいんじゃないかなあと思います。西島大介という作家は自分の絵がリアルでないということを受け入れることからスタートしつつ、常にリアルに向き合おうとしているように僕には思えます。
2009-04-02 木 02:30:15 | | ソメル #- [ 編集]
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