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ダメイク

GyaOでFamily Guyを見てたら、おちまさとがプロデュース(という言い方で正確なのかよくわからないけど)している「ダメイク」の番宣が流れて面白そうだったので見る。女性が素顔から自分の化粧道具でメイクしていく姿を映し続け、最後に講評とリファインが行われる、という番組。女性の化粧する姿を見るのは嫌いではない。こう書いてみると何となくフェティシズムに近い感じがするが、化粧という一般的な男性にとって疎遠な、顔を作り替えていく技術そのものに面白さを感じているわけで、どちらかというとオタク的な興味に近い。実際、コスメやメイクというのはきわめてオタク的な世界で、そのような内容が特集された女性向けの雑誌などを読むと非常にコアな世界があって面白いものだ。そんなことは化粧好きの女性達には常識的なことで、僕が今さら指摘するまでもないことである。

この番組は、そのように化粧のことが分からない男性的な視点から作られていると思う。だから、講評を加えるメイクアップアーティストは著名な方だし的確だと思うが、アドバイス自体は女性雑誌を読めば書いてある内容であって、自分の化粧を極めていきたい女性にはさほど参考にはならないと思う。GyaOの画質も細かな発色の仕方を見るのには向いてはいない。この番組を参考にする女性がいないとはもちろん言えないが、いずれにせよこの番組を参考にしてテクニックを向上させようと思うくらいの人なら、既に雑誌などを見て研究を進めている人が多いのではないだろうか。

しかし前述したようにこの番組の視点は男性的なので、視聴者が男性的な見方で見れば十分面白いと思う。男性的な見方というのは、やっぱり「分からない世界」について物見遊山的な面白さを感じるという態度でいいのである。化粧のテクニックの数々を見て、「へーなるほど」とか思えば十分だ。実際、わざとやっているんだと思うが、メイク中におちまさとがするコメントは「わー、女の人ってこうやって自分を作り上げるんですか~?へーこれはたしかにエロくなるね」くらいの興味に沿ったものになっていて、これは視聴者に対するフォローになる、非常に正しいコメントの入れ方だと思う。具体的なテクニックについては何も言うことがないので、あとはファンデーションの塗り方が両手だとか片手だとかで無理に話をつないでいるが、それでいいのである。視聴者も、化粧しているのを見ながら「この女相当気が強いよコエー」とか「あーいるね読モとかこういう子」と言っていられて楽しい。そういうところが面白い番組である。

番組の後半では「今回のテクはこれだ!」みたいな感じで「モテギャオメイク!」などと煽っているが、実際にはその煽り方は言葉通りの意味では効果を上げていない。どうせこれは女の子が化粧をしてるの見るのが面白いという番組なのだから、それでいいのだ。間違ってはいけないのは、男性的な視点の番組とは言っても「男性が好む化粧はコレだ」ということが分かる番組である必要はない、ということだ。それは女性の視点だ。男性は「その化粧によって実現された女性の姿」にはすごく興味があっても、「自分が好む結果となった化粧そのもの」なんて二の次なのである。だからこの煽りがさほどの効果を上げないまま放置されているのはいいことだ。そもそも、もしここをもっとメインにしたいなら、番組は女の子が自分でメイクしているシーンに大幅な時間を割く理由がない。だから視聴者もまあオマケみたいなものだと思っておけばいいのである。このシーンはようするに「ヒッピーがヤッピーに変身」と同じで、顔が変わればオッケーなのだ。「かわいくなった」「エロくなった」と言えれば十分なのだ。そうでない何かを視聴者に与えるには、この番組はもっと「ビューティーコロシアム」や「ビフォーアフター」にしなければならないと思うが、僕はそんな必要はないと思う。「建もの探訪」の方が僕は面白い。

2006.11.22 | | コメント(2) | トラックバック(0) | [映像

コメント

建もの探訪は放送時間が変わってから全然みれません(TT)というか今はいつ放送しているんでしょうか…あの番組は渡辺篤史が素敵な建物を捜し求める旅(=人生)の番組だと思っています。渡辺篤史が主役です。自慢の物件のいいところを見つけて渡辺篤史が喜ぶ、そんな渡辺篤史が喜ぶ姿を見て幸せな気持ちになる、回を重ねて見るうちに渡辺篤史が過剰に反応するポイントを発見したりする(子供と遊べる空間、イームズ、地下の書斎、ワインセラーなど)、そんなのんきな休日の朝にピッタリのイイ番組だと思います。関係ないけど初期の建もの探訪は渡辺篤史自ら取材する建物を探していたそうで、それもいい話だなと思いました。

2006-11-22 水 21:31:13 | | mugei #- [ 編集]

mugeiさん、コメントありがとうございます!建もの探訪は僕もちっとも見られませんが、いい番組であることに間違いありません。おっしゃるとおり、渡辺篤史が、おそらく番組を続けるうちに培われたであろう知識をもとに建物を評価したり、コメントしたりするのが楽しい番組ですよね。僕は「ダメイク」のおちまさとにも、そういう探求心を感じながら見て、なかなか楽しめました。

2006-11-22 水 23:26:05 | | ソメル #- [ 編集]

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