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日経トレンディ11月号

カドゥケウスばっかりやっていたんだけど、そろそろ部屋を片付けなきゃ。年末のせいかもうずいぶん汚くなってきた。

「日経トレンディ」の11月号をなぜか今さら読んだ。この雑誌は初めて読んだ。正直言って全く自分では読もうと思わない本だと思う。読んだ理由の大半は表紙にデカデカと

そんなに凄いか?Web2.0
次の「Web3.0」こそ本命だ


と書いてあるからである。これは読むだろう。読まずにいられようか。つまり半笑いで馬鹿な雑誌だねと言いたいがために読みたいわけだが、しかし最初からそういう態度であるのもよくない。僕はこの本と、この本を小馬鹿にして全く読む気もない人々との間にある断絶について知りたいのだ。

というわけでわりとマジメな顔をして読む。要するにWeb2.0はインフラが従来のインターネットそのものなのでそんなスゴくないよということらしい。それを受けて、次のステップとしては「人間がインターネットに常時接続をされた状態」というものがクる、と言いたいようだ。これはさすがにないだろう。それはなんていうか、ウェブなんてんゼロとかそういうレベルの話じゃないような気がする。「ウェブ」という、インターネットの一部における革新についての話だったが、インターネット自体の革新に話がすり替わってしまっていると思う。さらに言えば「人間がインターネットに常時接続をされた状態」なんてものは、もう「インターネット」ではない。別の(おそらくは「オーバー」と頭に冠した方がいいような)テクノロジーだろう。

それから、この本はWeb2.0の(ひいてはインターネットの)情報の即時性にひどくこだわっているなと思った。ブログ検索の検索ヒット数や情報の新しさを比較検討したりすることには、たしかに意味がないとは言えない。実際、僕はここで商品の名前が頻発するブログをやってみて、商品について何かを書けばブログ検索からずいぶんと人が来るということを知ったのだ。話題の商品や新製品ならなおさらそうなんだ。これはブログってのをやってみて「へぇ」と感心したことの1つだ。だけれど日本のブログで素早く伝わることをこの上なく重視しているブログがどれだけあるんだろうか?この本の書き方ではあくまでブログの至上命題がそれであるように見えるけれど、でもこの本には、ユーザーがこう判断するだろうからこれが流行るだろうという話はちっともない。

しかし、そういう本なのだろう。そして、それを信じる人がこれを買う。雑誌というのはともかく、その雑誌を読ませたい読者にとって魅力的であり、そしてそれらの人々に売れればいいのだ。その雑誌が語る、「読者にとって有益な(読む価値がある)情報」とは、彼らにとってのみのもので構わない。その雑誌を必要としている読者以外にとっては紙屑でいいのだ。このことは多くの人が忘れられていることで、それが僕にはとても不思議だ。

2006.12.13 | | コメント(0) | トラックバック(0) | [文章

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